愛があれば何とでもなると思っていた。
パート2!

なんか前回のと繋がってるっぽい←
メイコ視点

メイルカです

Are You Happy?




私ってこんな奴だったっけ……


ルカの顎を掴んで深く口づける。
抵抗なんてさせてやらない。
息継ぎの間も…苦しくたってしらない。
このまま、私も彼女も窒息死してしまえばいい。
彼女と触れあったまま死ねるなら本望だ。


前回の情事を思い出して一人でイライラするとか…どんなだ私…
可愛かったさ!
そりゃもう、もう一度襲ってしまうかと思うくらい可愛かったさ!
でもね…今考えてみるとさ…
あの反応って、絶対抱かれ慣れた女の反応だよね。
薄々、そんな予感はしていたけど…
彼女の初めてが欲しかったなぁ…なんて…
というか!私以外の男に触らせたんだ、へぇ…みたいな

ふーん、そうなんだ…私以外の奴にねぇ…


ということで今に至る。
誰も悪くないんだけど…ドンマイ、ルカ。

いちいちブラウスのボタンを空けるのがめんどくさくて、裾から手を入れる。
肌がすべすべで気持ちがいい。
口づけたまま脇腹を摩ると、くすぐったそうに身をよじった。

「んぅ…ふ、ぅ」

吐息と一緒に声が漏れる。
脇腹を通過して、上下するふくらみに触れる。

「…っ…!んんー!」

ギブアップというように、彼女が私の背を叩く。
仕方なしに唇だけ離す。
乳首をいじる手は止めてやらない。
可愛いルカは、私でもっと可愛くなればいい。

「な、なんですか…いきなり」
幼い子を嗜めるみたいな口調。
このやろ…余裕ぶっちゃって…お姉さんを怒らせるとどうなるか知りませんよ。

やっぱり脱がそう、全裸にしてやろう…とか思ってぱっぱと剥いた。
剥いだ服はベッドの下にポイだ。
真っ白で美しい彼女の肌を、じっくりと眺める。
なんての…?視姦?

「メイコって…脱がすの早業ですよね…」

耳も首も真っ赤なくせして余裕ぶろうとする彼女は可愛い。

何も言わずに眺め続けると、徐々に鎖骨あたりから、彼女の体がピンク色に染まってきた。
形のよい乳房の中央で息づく蕾は、私の事を誘っているとしか思えない。
思わず口づける。
輪郭をなぞるように舌で触れていく。

「んっ…メーコ…」

いきなり吸いつかれちゃ、そんな声も出るわな…
もっと焦らして焦らして、彼女に欲しいって言わせようとか考えてたのに…
このままじゃ、私の方が先に余裕なくなりそう…

「は…あ…!」

左手で、もう片方の乳房を揉み込む。
この胸も、誰か知らない男に触らせたのか…
掌に当たる突起の存在感が徐々に増していく。

足の付け根近くを、余った手でさらさらと撫でる。
余分な肉が一切ついていない体は、神々しいまでに美しい。
触れた感覚のまま、薄めの毛を弄る。

「ん…そ、それ…あ…恥ずかし、から…やめて…ふぁっ!」

前触れなしに、敏感なそこに触れてみる。
円をえがくように…
少し強弱をつけて触れると、声のトーンが楽器のように変化する。

「あっ…!はぁ…ん、ゃぁ」
口の中の突起に歯を立てると体がはねた。
緩く歯を立てた場所を撫でるように優しく舌で舐める。

粘度の高い露が指を濡らす。
入り口のあたりで指を遊ばせる。
まだ入れてやらない。
彼女の乳首を口に含んだまま上をみると目があった。
ついと顔をそらしたルカの頬はピンク色に色づいていて、まるで満開の桜。

口を離した乳首は、私の唾液で濡れて光っていた。

「…やらしい」
「う…うるさいです」

洪水のようなそこから指を離すと、名残惜しむかのように糸をひいた。
過去に、ここに触れた男がいる…。
私のルカに、触れた男がいる…。

自分勝手な憤りを隠すように、体を動かす。
下方へ下方へ、ゆっくりと。

「ちょ、ストップ!メイコ!…そ、それは駄目です!」
ガバッと体を起したルカが私の腕を掴む。

「なんでー?」
「なんでじゃないです!…き、汚いから…」

まぁいいやと思って足を開こうとしたら、物凄い力で抵抗された。
そこまで、力籠めることないじゃない…

「メイコ…お願い…」
誰にもされたことないんです…。

ん…?
ということは私が初めて?
なら、尚更…

「んひゃぁ!」
太ももの内側を撫でたらあっさりと開いた。
油断したすきに体を割り込ませて、足を閉じられないようにする。

「ふ、ぁ…!あっ…メ、イコ…」
下から上へと舐めあげると、少し高めの声が聞こえた。
「ね、私が初めて…?」
返事はない。

あふれてくる露を、残さず舐め取るように…
いやらしくも美しく、桜色に息づくそこは穢れをしらない少女のようだった。
けして長くはない舌を、奥まで伸ばす。
私の全てで、彼女を味わえたら良かったのに…

ルカの声に誘導されるように舌を動かす。
口は離さずに見上げると、ルカがいやいやをするように首を振っていた。

「あぁっ…ん、や…!」

舌を引き抜いて、上の突起を口に含む。
先ほどまでシーツを掴んでいたいた手が頭に添えられる。
嫌がるというより…催促するような…

突起を弄る舌は休めないまま、指を添える。

「んぁ…は、メイコ…メイコ」

いきなり二本というのもどうかと思ったが、滴るほどに濡れているそこは飲み込むように指を受け入れた。
やっぱり狭い。
入り口近くまで抜いてから、また奥へ進む。
いくら濡れていても、やはり傷つけそうで少し怖い。

「メイコ…う、ん…あぁ…」
呼びかける声にこたえるつもりで、空いている手でルカの手を掴む。
握り返してきた手は思いのほか強かった。
この声も、この姿も、私が見るよりも先に…名も知らぬ男に聞かせて、見せたというのか…
「メイコ…もっと…」

もっと…ねぇ
どうしようかと思い、唇を離すと、どうしたのと尋ねるような目が見返してきた。
生理的にあふれたのであろう涙が目のふちに溜まっている。
なにも言わない私を催促するように、入れっぱなしの指が締め付けられる。

「ん…メイコ…?」
「…イかせて欲しい?」

ルカは一瞬、何を言われたのか分かっていないようだった。
動揺が顔にでる。

「指と舌、どっちがいい?」
「え、え…?あの…えっと…」
みんなの前ではクールなお姉さまぶっている彼女は、私の前だとこんな顔も見せる。
私だけ。

無意識なのか意図的なのかは分からないが、ルカの中が二本の指をきゅうきゅうと締め付ける。
「ちゃんと言わないとやめちゃうよ?」
ずるりと指を引き抜く。

「…あっ…」
「ね、指と舌どっちがいい…?」

ふちに溜まっていた涙が、一筋つぅと流れた。

「め、めーこ…」
強く握りしめられた手が微かに震える。
彼女のそこが意思を持った生き物のようにうごめく。
ピンク色に染まった目元に、ふた筋目の涙がこぼれる。

「めーこ…おねがい」
少し、苛めすぎたか…

「仕方ないなぁ…」
可愛いルカに免じて、二本の指を再び中に埋める。
「んはぁ…あぁっ、あっ…めーこ」

中に埋めた指をばらばらに動かす。
溢れる露が肘を伝う。

「ん、やぁ…あ…あぁぁぁ」

舌で突起をはじくと、指がぎゅぅと締め付けられた。
ルカに握りしめられた手が少し痛い。

息が落ち着いてきたのを見計らって、指をゆっくりと引き抜く。
「ん…」
今気付いたけど…濡れすぎではないか、これは…
というより、感じすぎではないか、彼女は…

完全に脱力していている彼女の隣で横になる。
涙で濡れた瞳が私をとらえる。
まだ微妙に焦点が合っていない。
「…メイコ」
「ん、ごめん」

光の戻った目が不思議そうな色をする。

「いや、なんていうか…私ルカのこと泣かせてばっかりだね」

彼女が、ふふっと小さく笑った。
ゆっくりとルカの手が、私のシャツを掴む。


「メイコが初めてですよ。こんなに幸せなの…」








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